精油をブレンドファクターで選ぶ
ブレンドファクターとは香りの強さなどを考慮して
数種類の精油を、どのような比率でブレンドするといいかという目安を数値であらわしたものです。
最も一般的なものはロバート・ティスランド によるブレンドファクター数値です。
香りが強く、刺激も強い精油はブレンドファクターが小さく、
香りが弱く主張しないものはブレンドファクターが大きい数値になっています。
例えば、カモミールとゼラニウムをブレンドするとします。
カモミールの香り強度は1で、 オレンジは3ですから、
カモミール1滴に対しオレンジを3滴にすると、うまく香りのバランスが取れるという感じになります。
ちょっと手間がかかりますので、もう少しざっぱに考えて、
数が小さい精油は少ない比率で使う、という感じでもいいのではないかと思います。
香りの感覚はひとによってかわるので、1つの目安ということで考えてくださいね。
ブレンド ファクター |
精油の種類(1が強く、10にいくほど弱くなります。) |
1 | カモミール、カルダモン、パチュリー、ブラックペッパー、ペパーミント、ベンゾイン、ミルラ、メリッサ、ユーカリ、レモングラス、ローズ |
2 | ジャスミン、ネロリ、ローズマリー、プチグレン |
3 | オレンジ、シダーウッド、ゼラニウム、ティーツリー、レモン、フランキンセンス、マージョラム |
4 | イランイラン、クラリセージ、グレープフルーツ、ジュニパー |
5 | サイプレス |
6 | サンダルウッド、ローズウッド |
7 | ラベンダー |
10 | ベルガモット |