ティーツリー(teatree)のエピソード
ティーツリー(ティートリー)の名前は昔、キャプテン・クックがオーストラリアを初めて訪れた時、
その葉をお茶代わりとして飲用したためこの名前が付けられたと言い伝えられています。
また、オーストラリアの原住民であるアボリジニがティツリー(ティートリー)の優れた力を古くから発見し、 薬用として利用したことがわかっています。
その後、1925年にオーストラリア国立博物館の館長をしていた科学者のアーサーペンフォールド博士が、 ティ-ツリー精油(エッセンシャルオイル)に強力な抗菌作用があることを発見し、公表しました。
その後、各国で医学上の研究が進み、殺菌剤や外傷治療剤として広く使われる様になりました。
また、オーストラリア軍兵士が第二次世界大戦中に医薬品として持ち歩いた事も知られています。
その後、抗生物質の誕生によりあまり使われなくなりましたが、 自然薬への関心の高まりから近年、再び注目を集めるようになりました。
皮膚の炎症の治療から、切り傷・すり傷、やけど、風邪・花粉症、
そして水虫やカンジダといった感染症にまで効果のある
「体に優しい自然薬」としてオーストラリアをはじめ世界各国でその価値が認められています。