精油(エッセンシャルオイル)とは
精油(エッセンシャルオイル)とは何なのでしょう?
公益社団法人日本アロマ環境協会(旧日本アロマテラピー協会)では
精油(エッセンシャルオイル)を下記のように定義しています。
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精油(エッセンシャルオイル)は
植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。
有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。
精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、
アロマテラピーの基本となるものです。
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つまり、精油(エッセンシャルオイル)は、
植物の香り成分(有機化合物)が濃縮されたエッセンスなのですね。
精油(エッセンシャルオイル)は
それぞれの植物のある特定の部分(例えば花や葉など)に含まれています。
この精油を、それぞれに適した方法(例えば蒸留法など)で抽出されたものが、
あのビンのなかに入っているのです。
けれどもすべての植物が精油(エッセンシャルオイル)を含んでいるわけではないのですね。
そして、植物から抽出されるエッセンシャルオイルの量はほんのわずかです。
例えば、1トンのラベンダーからは
3リットルしかエッセンシャルオイルがとれないのだそうです。
というわけで精油(エッセンシャルオイル)というのは
と~っても貴重なものなのですね。