トリートメント(マッサージ)の注意点
トリートメント(マッサージ)オイルの作り方やトリートメント(マッサージ)の仕方は
これまで説明したとおりで、特に難しいことはありません。
トリートメント(マッサージ)オイルは、エッセンシャルイオイル(精油)の希釈濃度が1%以下になるように作ります。
そしてパッチテストをしてその精油(エッセンシャルオイル)が使えるかを確認します。
ほかには次のような注意点があります。
光毒性
精油(エッセンシャルオイル)の中には、皮膚につけた状態で、
日光などの紫外線に当たると皮膚に炎症やシミを引き起こすものがあり、
これを「光毒性」と呼んでいます。
このような光毒性のある精油(エッセンシャルオイル)をトリートメント(マッサージ)に使用した後は、 日光などの紫外線には当たらないように注意してくださいね。
光毒性のある精油(エッセンシャルオイル)とは柑橘系の精油の「ベルガモット」「レモン」「グレープフルーツ」などです。
オレンジ・スイートは柑橘系の精油ですが、光毒性はないとされています。
※ ベルガモットFCF(フロクマリン・フリー)という言葉を聞いたことがあると思います。
これは、ベルガモットから光毒性のあるフロクマリンを取り除いたものです。
ベルガモットFCFを使えば、光毒性の心配はいりません。
赤ちゃん、子供のマッサージ
3歳未満の乳幼児には芳香浴以外はすすめられていません。
小さなお子さんは体重も少なく抵抗力も弱いので、
大人よりもエッセンシャルオイル(精油)の影響をより大きく受けてしまいます。
ですので、精油(エッセンシャルオイル)を使ったトリートメントは避けてください。
けれども、精油(エッセンシャルオイル)を使わない、キャリアオイルだけのトリートメントならかまいません。
3歳以上のお子様にトリートメント(マッサージ)をする場合は、体重の違いを考えて、大人よりも少ない量で 精油(エッセンシャルオイル)を使ってください。
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