アロマトリートメント(マッサージ)の希釈濃度
アロマトリートメントには精油(エッセンシャルオイル)を使いますが、
精油(エッセンシャルオイル)は肌に直接つけることはできないので、
キャリアオイル(植物油)で希釈(薄めて)して使います。
もちろんキャリアオイル(植物油)だけでトリートメントしてもかまいません。
キャリアオイル(植物油)もいろいろ種類があります。
それぞれ特徴がありますので、自分に合うものを使ってくださいね。
精油(エッセンシャルオイル)を植物油キャリアオイルで薄めたものを
トリートメントオイルと呼びます。
トリートメントオイルを作るときに注意することは
精油(エッセンシャルオイル)の希釈濃度は1%以下にするということです。
希釈濃度について
精油(エッセンシャルオイル)をキャリアオイル(植物油)で希釈するときの濃度は、1%を基本にします。
顔などの敏感な部分や、初めてトリートメントをするときや肌がデリケートな方は、
さらに低い濃度にして使うことをおすすめします。
濃度が1%といってもあまりピンとこないですね。
でも計算はそんなに難しくはないです。
多くの精油の容器は普通1滴づつたらすことができ、
1滴が0.05mlになります。
ですので、精油1滴に対してキャリアオイル5mlが希釈濃度1%になります。
例えば20mlのキャリアオイルだと、精油の量はどれぐらいになるのでしょう。
1%の濃度のトリートメントオイルをつくるためには、20ml×0.01=0.2mlの精油になります。
0.2mlの精油が何滴に相当するかというと、精油1滴の量はおよそ0.05mlですので、0.2ml÷0.05ml=4滴となります。
計算が面倒だったら、「精油1滴に対してキャリアオイル5ml」が1%ということを覚えておいて、 例えば精油が5滴だったら、キャリアオイルは5×5=25mlになります。
希釈濃度 キャリアオイルと精油の割合
下記の表を参考してしてもらってもいいです。
キャリアオイル(植物油)の量 | 10ml | 20ml | 30ml | 50ml |
0.5%(濃度) | 1滴 | 2滴 | 3滴 | 5滴 |
1.0%(濃度) | 2滴 | 4滴 | 6滴 | 10滴 |
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