アロマバスの全身浴法
アロマテラピーは、精油(エッセンシャルオイル)を使って
芳香浴、アロマバス、湿布、トリートメントなど、
いろいろな楽しみ方、使い方ができます♪
アロマバスとは、浴槽に精油(エッセンシャルオイル)をまぜて入浴することです。
キャリアオイル(植物油)や天然塩で精油を溶かして、
もしくは精油をそのまま浴槽に入れます。
精油はお湯に溶けないので、よ~く混ぜてから入りましょう。
ラベンダーなどの刺激性のない精油(エッセンシャルオイル)以外は
キャリアオイル(植物油)や天然塩で希釈することをおすすめします。
アロマバスでは、入浴のリラクゼーション効果や温める効果に
精油(エッセンシャルオイル)の穏やかな薬理効果や心理的効果が加わり、
相乗効果が期待できます。
アロマバスに入ると、湯気とともに香りは、鼻から吸収されます。
そして肌が柔らかくなって芳香の成分が皮膚からも吸収されやすくなります。
浴室は密閉された空間なので、香りの成分が逃げにくく、よい香りに包まれた、
リラックスできるバスタイムを過ごすことができます。
こどもの日のしょうぶ湯や冬至のゆず湯など、植物を使った入浴の習慣がは昔からありますね。
また、アロマバスは全身浴だけではなく、簡単にできる部分浴も活用するといいですね。 ここではアロマバスの全身浴法について説明します。
アロマバスの全身浴法
全身浴法は、浴槽に湯をはり、5滴以下の精油を落とし、よくかき混ぜてから入浴します。
リラックスしたい時
ぬるめのお湯に15分~20分ぐらい長めにつかるとよいでしょう。
元気を出したいとき、リフレッシュしたい時
少し熱めのお湯にサッと入るとよいでしょう。
精油だけを入れる方法もありますが、精油は水に溶けにくいですし、
特にレモンなどの柑橘系やフェンネル、バジルなどのスパイス系の精油(エッセンシャルオイル)は、
皮膚に刺激を感じることがあるので、
キャリアオイル(植物油)や天然塩で希釈したほうがよいでしょう。
希釈の方法は簡単で、下記のような感じです。
バスオイルの作り方♪ <基本のレシピ>1回分
ガラスの器などに20mlのキャリアオイル(植物油)に精油1~5滴をいれ、
よく混ぜます。
お風呂のお湯の中に入れてよくかき混ぜて入浴します。
植物油にはスイートアーモンド油、オリーブ油、ホホバ油などがあります。
キャリアオイル(植物油)の種類についてはキャリアオイル(植物油)の種類と紹介をご覧ください。
バスソルトの作り方 <基本のレシピ>1回分
天然塩大さじ1杯に精油1~5滴をいれよく混ぜます。
お風呂のお湯の中に入れて、よくかき混ぜて入浴します。
天然塩には発汗作用もあるので、シェイプアップの効果も期待できます。
【補足】
何回分かまとめて作ってガラス瓶などに保存しておいてもいいです。
作りおきしたものを使うときは使う前によく混ぜ合わせてくださいね。
冷暗所において1ヶ月ぐらいまでに使ってください。
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