ゼラニウム精油(エッセンシャルオイル)の解説

  • 英名:Geranium
  • 学名:Pelargonium graveolens
  • 別名:ペラルゴニウム、ニオイテンジクアオイ、ローズゼラニウム
  • 科名:フウロソウ科
  • 産地:フランス、スペイン、モロッコ、エジプト、イタリアなど
  • 抽出部位:葉
  • ノート:ミドルノート(ゆっくりと立ち上がる香り)
  • おもな成分:シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、イソメントンなど
  • 抽出方法:水蒸気蒸留法

ゼラニウム

ゼラニウムゼラニウムは、高さ約60cmぐらいの低木で、ピンク色の花を咲かせます。
普段私たちがみる「ゼラニウム」とは同じ科に属しますが、別種のものになります。

ゼラニウムは種類も非常に多く、香りもそれぞれ多少違います。

香りや成分がバラに似ていることから、香水や石けんなどにも広く利用されています。 また、虫よけの作用もあります。

ゼラニウムはバランスをとる精油(エッセンシャルオイル)で、
ホルモン分泌や皮脂分泌、消化液の分泌を調整したり、精神的な方面でのバランスを整えることにも期待できます。




⇒心に対する働き
  • 心と体のリズムのバランスを整え、不安や落ち込んだ気分から立ち直らせ、精神を明るく、高揚させてくれます。
  • また、副腎皮質に作用して、ストレスもやわらげてくれます。

⇒体に対する働き
  • ホルモンの分泌の調整作用に優れているので、月経不順や月経痛や月経前症候群や更年期障害などの症状をやわらげます。
  • また、利尿(尿の量を促進する)作用があり、むくみを改善する働きがあります。
⇒肌に対する働き
  • 皮脂の分泌のバランスを整えるので、乾燥肌、油性肌のどちらにもよく、 消毒と抗炎症作用があるのでニキビや炎症を起こした肌にもいいです。。

⇒使い方の例
  • 月経前や更年期の不快な症状のときにはアロマバスや芳香浴、トリートメントを。
  • 緊張をときほぐしたいときや、更年期のイライラや抑うつには、アロマバスや芳香浴を。
    ゼラニウムとブレンドしてもよいでしょう。
  • 足のむくみにはリンパの流れにそってトリートメントを。
  • 虫除けに芳香浴や、スプレーで散布を。

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