ローズオットー精油(エッセンシャルオイル)の解説

  • 英名:Rose Otto
  • 学名:Rosa damascena
  • 別名:ダマスクローズ、ブルガリアンローズ
  • 科名:バラ科
  • 産地:ブルガリア、モロッコ、トルコなど
  • 抽出部位:花
  • ノート:ミドル~ベースノート
  • おもな成分:シトロネラール、ゲラニオール、ネロールなど
  • 抽出方法:水蒸気蒸留法

ローズオットー

ローズオットーローズオットーは「香りの女王」と呼ばれていて、
古くから愛されてきました。
女王の名前のとおり、女性的な領域において特に効果を発揮してくれます。

バラというのは、日が高くなるにしたがって花弁の中の精油が揮発してしまうので、 早朝からバラの花弁の摘み取り作業を始めます。

バラが70~80本でわずか1滴のオイルしかとれないため、
ローズオットーはとても高価な精油として知られています。

「ローズオットー」は、水蒸気蒸留法でダマスクローズ(Rosa damascena)から抽出される精油(エッセンシャルオイル)です。

それに対して、ローズアブソリュートは、溶剤抽出法でキャベッジローズ(Rosa centifolia)から抽出される精油(エッセンシャルオイル)です。

スキンケアで使用する場合は、アブソリュートは溶剤の残留を気にして、
ローズオットーを用いる場合が多いようです。

ローズオットーは気温が10度ぐらいまで下がると固まることがあります。

その時は手でビンを握ってあたためてあげると液状にもどります。 ローズオットーは劣化しにくく長期間品質が安定しています。




⇒心に対する働き
  • ストレスや緊張をやわらげ、抑うつや自己嫌悪、孤独感、嫉妬、憎しみなどマイナスの感情を深くいやしてくれます。
  • また、心を明るくさせ、自分を肯定する気持ちにさせてくれます。

⇒体に対する働き
  • 子宮の機能を向上させるので、女性の生殖器に働きかけ、更年期障害や月経前の不快な症状や月経痛をやわらげます。
  • また、不妊の補助的な療法として使われることがあるようです。
  • 胃腸炎や胃潰瘍などの消化器系のトラブルにも役立ちます。

⇒肌に対する働き
  • すべての肌質に向いていて、特に乾燥肌や敏感肌、老化肌に役立ちます。
  • きめを整え、はりをもたせ、炎症なども鎮めてくれます。

⇒使い方の例
  • 深いいやしの力があるので、落ち込んでいるときやリラックスしたいときに、アロマバス、芳香浴、トリートメント、 スキンケアを。
  • 月経の前後や更年期のトラブル、産後の抑うつにも、足浴、アロマバス、おなかにトリートメントを。 クラリセージやラベンダー、ゼラニウム、カモミールローマン、などでブレンドもいいでしょう。
  • ムードを出したいときに、芳香浴を。
  • しみやしわが気になるときにトリートメントを。

精油(エッセンシャルオイル)の効能♪メニュー

このページの先頭へ

成長因子